四柱推命資格

四柱推命資格として、四柱推命占術士資格や陰陽五行士資格が挙げられます。四柱推命や、それの基となった考え方である陰陽五行についての知識を有する人に与えられる資格です。

この記事では、そんな四柱推命資格について紹介します。より詳細を知りたい方は、資格の公式サイトをご覧ください。

四柱推命とは

そのため資格を取得するにあたっては、幅広い知識やそれぞれの要素への深い理解が必要となります。

まず四柱推命とは何か、それについて簡単に紹介します。

四柱推命とは中国で生まれた、陰陽五行をベースにした考え方で、人の命運を推察するための方法のことです。

最も簡単な考え方として、生まれた年、月、日、時、の四つ干支を柱として、その人の生まれ持った可能性を導き出すものというものがあります。

ただ、実際にはさまざまな要素が複雑に絡み合っています。

それぞれの柱には十干がくるのですが、それを天干と呼びます。また、十二支のことは地支と呼びます。

日干を中心として、他の天干や地支がどのような影響を与えるかを見ることによって、具体的な事象を推察していきます。

四柱推命の歴史

四柱推命は歴史が深く、1100年代に書かれた書が四柱推命の最古といわれています。

続いて1200年代、1370年頃にもどんどん著名な書が作られていきました。そして1500年代以降に、数多くの著書が生み出されていきました。

日本に伝わったのは江戸時代中期で、儒学者である桜田虎門が「推命書」という名称で、四柱推命の著作である「淵海子平」の訳本を出したのが考証的に最古の書と言われています。

四柱推命資格で学べること、できること

続いて、四柱推命資格の勉強を通して、どのようなことを学べるのか、そしてできるようになるのかを紹介します。

四柱推命と陰陽五行・十二支の関係

四柱推命と陰陽五行、そして十二支には深い関係があります。

まず、先述した通り四柱推命自体が陰陽五行の考え方をベースに作られたものです。

陰陽五行説とは、万物は火・水・木・金・土の5つの要素から成り立ち、さらにプラスとマイナスのように相対する要素のどちらに属性が高いかによって二分されるという考え方です。

また、5つの要素はそれぞれ影響し合っていると考えられます。

また、干支とも深い関係があるものです。干支も五行・陰陽を持ち合わせており、季節に対応する五行が割り当てられています。

四柱推命資格の勉強を通じて、これらの関係性についてしっかりと習得していきます。

占術の一つとして見れる人間関係

四柱推命は占いの1種として、人間関係を推察することに用いられます。

干支の組み合わせには相性があります、その組み合わせや持つ意味はさまざまです。

• 家族や組織の編成には三合会局と呼ばれる組み合わせが適しているという考え方
• 相沖、対傷、過立、といった不幸を呼び起こす組み合わせという考え方
• 三刑殺と呼ばれる、すべてにおいて大凶の組み合わせ

四柱推命の知識があれば、干支の組み合わせから人間関係を占いだすことができるようになります。

個人の性質や特徴の再認識の方法

四柱の位置や干支の持つ意味を見ていくことで、個人の持つ性質や特徴といった本質を再認識出来るのも特徴です。

日干の五行にあたる部分がその人の拠点となり、そこから生じる五行や逆に生じられる五行、攻撃して弱める五行などを導き出します。

五行の各要素が持つ意味や他の五行との関係性を紐解くことによって、その人の持つ本質が明らかにされます。

自宅やカルチャースクールでの講師活動

四柱推命占術士資格や陰陽五行士資格といった四柱推命の資格を得ることで、自宅やカルチャースクールでの講師活動が可能となります。

知識を生かして占いや分析をおこなうだけでなく、人に四柱推命について指導できるようになるため、業務の幅が一気に広がります。

四柱推命資格を得ることで、新たな活動ができるようになるでしょう。

占いの幅を広げられる四柱推命資格

四柱推命資格を通じて、複雑な要素が絡みあった四柱推命や五行思想についても理解できるようになります。

また、かなり細かいところまで分析した精度の高い占いも可能です。

今や私たちの生活に深く根付いている四柱推命の考え方ですが、専門的な領域まで知識のある人はそう多くありません。

しかし非常に需要があり、占いとしてもかなり人気があります。

そんな四柱推命について知識があり指導もできる人というのは数限られており、四柱推命資格を持った人は重宝されています。

四柱推命に興味のあるかた、人の役に立ちたいかた、占いの幅を広げたいかたにおすすめの資格です。四柱推命資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。