ピラティス資格

ピラティス資格の取得によって安全で正確に生徒に指導できるほか、ピラティスの知識はもちろん解剖学や筋肉、関節の働きなどが習得出来るようになっています。近年は、ヨガブームということもあり、ピラティス資格にも注目が集まっています。

ピラティス資格の人気と需要

ピラティス資格は、インストラクターとして必ず必要な、国家資格のようなものではありません。

そのため、資格がなくてもピラティスインストラクターとして活躍することは可能です。

ただ、資格を得ることで、関連する仕事に就職する際にも有利となります。

動く瞑想で体のバランスを整える

ピラティス は、常に自分の身体の動きに集中して行うエクササイズです。そのため、瞑想に近い状態に自然に導けるのも特徴です。

自分としっかりと向き合って自分を見つめ、そして感じることで、身体をバランスの良い状態に導いていけるのです。

脳をすっきりさせる効果

ピラティスは、瞑想と同じように自分の動きに集中して、それを感じ取るように意識して行うものです。これは、座禅と同じく瞑想状態にあるとも言われています。

そのため、ピラティスを行った後は脳がすっきりすることが多く、自分に自信を持てるようにもなるとされています。

ピラティスで行う瞑想の効果

効果	説明
集中力を高める	ピラティスでは常に動きに集中するので自然と集中力をアップさせる効果がある
自分に自信を持つ	瞑想で自分と対話することでありのままの自分を受け入れられるようになる
自律神経の乱れを整える	ストレスを軽減し、自律神経のバランスを整える
その他	良質な睡眠の獲得イライラのコントロール

エクササイズやダイエットにも

ピラティスは、ハリウッド女優や日本の女優も数多く実践していることから分かるように、美しい身体をつくる最適なエクササイズ方法のひとつです。

ダイエットの観点からみても、無理な食事制限や過度な運動をする方法ではなく、美しく健康的な体を手に入れ、必要な筋肉をつけることで、美しい健康体を手に入れられる方法でもあるのです。

インナーマッスルを鍛える

さらに、骨盤や身体のゆがみの矯正も行うので、美しい身体を作り出します。

インナーマッスルを鍛えることの効果

場所	効果
おなか・背中・手足	おなかの深部のインナーマッスルを鍛えることで下がりがちな内臓をグッと上に押し上げ、ぺったんこのおなかにする。それによって背中や手足も引き締める
血流	慢性的な肩こりや腰痛の緩和に効果的
ゆがみ	人は無意識の行動の癖によりゆがみがあり、ゆがむことで機能の阻害、病気や症状といったものとして表れる。ピラティスで内臓を正しい場所に戻すことで、ダイエット効果が高まり、基礎代謝を増加させる

呼吸法で体幹をがっちり強くする

呼吸法はピラティスのなかでも、最も重要なポイントでもあります。

「横隔膜」を使って深い呼吸をすることで、心身をリラックスさせ、より深部への働き買えを行っていきます。

骨盤底筋群を意識する

「骨盤底筋群 」とは、坐骨と恥骨を結ぶハンモックのような筋肉です。

この部位は、ピラティスの動きの起点となる部分で、ここを意識することによって「腹斜筋」「多裂筋」「腹横筋」 など、全体を動かせるようになります。

ピラティスの基本呼吸法

あぐらの状態で下記の呼吸法を行います。

1. 背筋を伸ばして、骨盤を床に密着させてあぐらをかく
2. 片手を胸に当てて、もう片方の手はおなかに当てて肩の力を抜く
3. おなかから胸にかけて空気が入るのを手で確認しながら、鼻から息を吸う
4. 口から少しずつ空気を吐く
5. 全ての空気がなくなるまで吐き続ける
6. 骨盤底筋群を使って押し上げるイメージで残った空気を吐き切る
7. ゆっくりとこの呼吸法を繰り返す

Cカーブでのやり方

上記で説明した呼吸法と異なり、Cカーブは寝て行う方法です。

1. 仰向けで寝転び、膝を曲げて肩幅に広げる
2. 腰骨と恥骨を線で結んだ３角形をイメージする
3. 2で作った３角形を自分側に向けるつもりで骨盤を傾けつつ腹筋を使って床に骨をつける
4. 背中が床に密着して、背中に隙間ができないことを確認する

まずは寝転んだ状態で練習をして、慣れてきたら椅子に座って呼吸法と一緒に行います。

この呼吸法を使い、ピラティスの動きをすることで、より美しい身体を手に入れられるのもポイントです。

ピラティス資格で美しい身体を手に入れよう

ピラティス資格は、ピラティスを安全に正確なやり方を指導できる資格です。

ピラティスの根幹でもある呼吸法を使って動くことで、脳をすっきりと瞑想をしたような状態にできます。

さらには、体幹を鍛える効果やダイエット、エクササイズ効果もあります。

あなたもピラティス資格を取得して、美しく健康的な身体を手に入れませんか？